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国家公務員による持続化給付金不正受給

2020/12/02

◇国家公務員による持続化給付金不正受給

 

 本日も東京と沖縄で持続化給付金の不正受給事件が報道されています。東京の事件の特徴は、国家公務員が逮捕されたという報道が目を惹(ひ)きました。よろしくお付き合いください。

◇事実の概要

 

 Yahoo!JAPANニュース(令和2(2020)年12月2日19:16)によれば、「国立印刷局の職員2人が新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして逮捕」され、「国家公務員の摘発は全国で初めて」とのことです。

 

 詐欺容疑で逮捕された国家公務員2人は、「国立印刷局・東京工場の職員」で、「今年6月、新型コロナで収入が減った個人事業主だと偽り、それぞれ持続化給付金100万円ずつをだまし取った」容疑で取り調べられ、「2人は容疑を認めている」そうです。

 

 詳しい手口は明らかにされていませんが、「SNSで別の男から手口を教わっ」て、同僚の国家公務員など「数十人にも不正受給を指南した」とあります。

◇私見

 

 この事件の特徴は、容疑者が国家公務員であることと数十人に不正受給を指南したことが挙げられると思います。人数の多さから大規模な犯罪であることと公務員が主導したという悪質性が際立つ事件ではないでしょうか?私は犯罪については門外漢でありますが、持続化給付金に近い立場にあるものとして、このように感じました。ただし、マス・メディアは、「国家公務員」といったあたりを強調して、視聴者の感情を煽(あお)ろうとするかもしれませんが、行き過ぎには注意が必要になるかもしれません。

 

 次から次へと持続化給付金の不正受給が発覚しています。これまでにも述べてきたように、自らが名乗り出ることによって、経済的なペナルティーも軽減される措置が取られているようです。自身では何とかシラを切り通そうとしても、家族など周りの人が警察に相談に行くことも多々あるようです。「四知」とはよく言ったものです。

 

 今は不正受給を自ら正すよう呼びかけられていますが、今後は調査や捜査が及ぶことになると思います。そうなると、厳罰化は免れなくなると考えられますので、早めに対応されることが肝要かと存じます。そうすれば、受け取った給付金に20%の加算金、さらに3%延滞金で済ませることができます。ここは自分の良心を信じて清算なさってください。

◇相次ぐ持続化給付金の不正受給

 

 このほか、dmenuニュース(QAB琉球朝日放送 2020年12月02日 18時44分)によれば、沖縄でもモデルの女性(36)が「職業欄にダンスインストラクターと虚偽の内容を記載し、給付金100万円を不正に受給した疑い」で逮捕されたとあります。前年の売上を多く見せかけた疑いが持たれているようです。沖縄での持続化給付金の不正受給による逮捕者は「4人目」だそうです。

 

 このように、持続化給付金の不正受給事件が相次いで報道されるようになってきました。これからも増えることが予測されます。

 

 専門家として、この事件の手口はたいへん稚拙で、すぐに発覚するような内容のように思いました。

◇不正受給でお悩みなら…

 

 警察に行くことが一番早いとは思いますが、勇気が必要となります。そんな方は、一度お近くの税理士事務所にご相談されてみてはいかがでしょう?きっと、私と同じように早めに対応されることをお奨めいただくことになると思います。その際には、わからないこともうかがうことができ、親身になって相談にのっていただけるなど、心の準備ができるのではないでしょうか?

 

 鈴鹿(三重)の谷田義弘税理士事務所では、不正受給のお手伝いはできませんが、真正な申請であればいつでも承(うけたまわ)っております。どうぞご相談ください。