BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

相続税申告に必要な書類➌

2020/10/14

◇預貯金を相続する際に必要となる書類

 

預貯金・現金を相続する相続人が必要となる書類はつぎのとおりです。ただし、場合によっては、これ以外にも求められる書類があります。また、つぎの書類は、被相続人(亡くなった方)のものが必要となりますが、取引履歴報告書は相続人のものも求められることがあるのでご注意ください。

 

①預金残高証明書…亡くなられた方が、なくなったときにいくらの預貯金があったかがわからなければ、相続財産の計算に支障を来(きた)しますので、とても重要な資料となります。また、最近では、通帳のないネットバンキングもよく利用されるようになっていますので、注意が必要です。

 

②既経過利息計算明細書類…亡くなられたときまでの預貯金に対する利息も亡くなった方の相続財産として取り扱われます。少額になることも多いですが、しっかり計算しなければなりません。また、通帳を解約した際の「計算明細書」などの書類で代用することもあります。

 

③預貯金通帳(写し)…お亡くなりになる直前に多額の預貯金を引き出される場合があります。使途が不明な場合には、現金が残っているものとして相続財産に加えなければなりません。また、総合通帳には定期性預貯金のページがあるので参考にします。

 

④取引履歴報告書…これは、過去に贈与の事実がないことを確認しますので、過去5年分ほどを入手していただきます。金融機関によっては、有料のところもありますが、無料で交付してくれるところのほうが多いように思います。

 

⑤定期性預貯金証書(通帳)…定期性預貯金は、ネットバンキング同様、通帳がない場合があるので注意を要します。また、既経過利息も忘れずに処理しなければなりません。

 

⑥その他…たとえば、施設で暮らしているような場合には、その施設で現金を管理してくれている場合があります。同様に、成年後見人がいる場合にも、お亡くなりになったときの所持金は明確にできるはずですので、これも適正に処理しなければなりません。

 

このように、相続税の申告にあたって、少なくとも必要となる書類は以上のとおりですが、これらは被相続人(亡くなられた方)の財産を明らかにするという目的のほか、3年以内に贈与がなされていないか?という確認をする目的もあります。この二点をはっきりさせることができれば、相続税の申告の際に困ることはないかと存じます。

 

 

 

◇相続税でお困りなら…

 

鈴鹿市(三重県)の谷田義弘税理士事務所までご連絡ください。わかりやすく説明して、納得した上での相続に心掛けています。一般的には、一生のうち相続を経験されることは数えるほどもないくらいだと思います。つまり、わからないことばかりでたいへん不安に思われていることと存じます。行政書士事務所を併設している谷田義弘税理士事務所は、そんな方に寄り添って、難解な相続の手続きを、一つずつ力を合わせて、適正に処理します。まずはご相談なさってみてください。