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遺産分割をすると相続対策になるの?

2021/04/15
相続をすると、その金額によっては相続税を支払う必要が出てきます。
しかし所定の期間内に遺産分割をしておくことで、相続税を減額できる可能性があるんですよ。

今回は相続対策としての遺産分割について解説します。

▼相続税とは

相続税は、相続する預貯金や不動産、有価証券などの価値に応じてかかる税金です。
一定の控除額を差し引いた金額を申告して、被相続人(資産の持ち主)の逝去後10ヵ月以内に相続税を支払う必要があります。

■遺産分割について

相続する遺産は、配偶者や子供など、法定相続人で分け合うことになります。
これを「遺産分割」といいます。

遺産を分割することについては特に期限はないのですが、相続税の支払い期限、つまり被相続人の逝去後10ヵ月以内に遺産の分割が終了していた場合、相続税の減額ができる特例があります。
例えば以下のような内容です。

・配偶者の税額の軽減
・相続した事業の用や居住の用の宅地等の価額の特例
・農業相続人が農地等を相続した場合の納税猶予の特例
・非上場株式等についての相続税の納税猶予の特例
・相続税の物納

上記で最も利用する機会が多いのは「配偶者の税額の軽減」だと思います。
これについてもう少し詳しく説明します。

遺産分割により配偶者が遺産を受け取った場合、法定相続分、もしくは1億6千万円、どちらか多いほうの金額までは、相続税がかかりません。
正当に遺産分割をすれば配偶者には一切相続税がかからない可能性もありますので、ぜひ上手に制度を活用してください。

▼まとめ

遺産分割の相続対策については、配偶者の特例の他にも色々な特例があります。
高額の相続を予定している方はぜひ一度税理士に相談して、遺産分割による相続対策についてアドバイスを受けましょう。